こんにちは!谷口桃子です。
弊社は「谷口」姓の従業員がたくさんおりますので、事務の桃子さんと覚えてください!
お客様とのお電話のやり取りしながら、自社製品の製造工程も知っておかなくては、と思いが強くなり、四国の協力先工場へ数社訪問する機会をつくってもらい、弊社の要となる「紙」の抄造(製造)工程の見学にいってまいりました。
この製紙所見学での見聞録を、前編・後編でまとめました。
こんにちは!谷口桃子です。
弊社は「谷口」姓の従業員がたくさんおりますので、事務の桃子さんと覚えてください!
お客様とのお電話のやり取りしながら、自社製品の製造工程も知っておかなくては、と思いが強くなり、四国の協力先工場へ数社訪問する機会をつくってもらい、弊社の要となる「紙」の抄造(製造)工程の見学にいってまいりました。
この製紙所見学での見聞録を、前編・後編でまとめました。
その昔、原料を楮(こうぞ)とし、白土などを漉きあげた”和紙”を、幕府が公文書用として使っていました。大事な時に使う、命令書、ということから「奉」書と名付けられたようです。
楮を使った紙が和紙なら、他の紙は?色がついたり、厚みが違ったり、実は大きな差はないのですが、厚手のしっかりとした白い和紙のことを奉書と呼ぶようになりました。
ちなみに現在では、材料のほとんどがパルプ。さまざまな技術で毛羽立たせたり、滲むようにしたり、滲まないようにしたり、することで仕様の違う和紙ができます。
写真にあります大きい紙の束たちが、奉書紙の原料となる「パルプ」です。
パルプを、大きなバスタブのような、パルパーと呼ばれる機械へ水と一緒に投入。
パルパーのなかで撹拌!撹拌!撹拌!
パルプ繊維に物理的に力をかけて毛羽立たせます。※フィブリル化といいます。
次に、調整の段階に入ります。
フィブリル化させた繊維にサイズ剤や着色のための染料を入れます。
サイズ剤とは?
簡単にいうと紙の滲みを調整するものです。
白い紙なのに染料?
紙をより白く見せるために紫の染料を入れているそうです・・・!(金髪の人が紫シャンプーするのと同じ!?)
ここまでの工程で、ようやく原料ができました。
これから「抄造」。続きはまた次回〜♪ お楽しみに。
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谷口松雄堂のホームページで [奉書紙] と検索すると、色々な商品が出てきます。滲むもの、程よく滲むもの、滲まないもの、用途によってかえています。検索の際のワードも大切。
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