『第70回インターナショナルP・I ショー秋』展示会レポート

１）ターゲット層の見極めが容易

アニメ系に興味のある方と、和風のデザインを好む方が、それぞれ関心を持った展示内容に自然と集まる傾向が見られました。このおかげで、どの分野に興味があるのかを把握しやすく、今後のプロモーションに活かせると感じました。

２）布と紙の違いを体感する来場者

同じ柄で布と紙のサンプルを展示したため、触れてその肌感や再現性の違いを確かめる来場者がいました。

３）オリジナル制作資料の充実が課題

オリジナル制作に関する資料を求める声が多く、内容の充実とわかりやすさの見直しが課題と再認識しました。サンプルを活用し、朱印帳や一筆箋、屏風など、興味を示された方に直接手渡しすることで理解を深めてもらえたことも、大きな成果の一つです。

４）インバウンド向け商材のニーズが多かった

サンプル展示をした風神雷神や屏風、掛け軸などをインバウンド向けに取り扱いたいという声もあり、仕入れニーズの参考になり、谷口松雄堂のオリジナル商品としての展開を現在前向きに検討中です。

５）価格シミュレーションの端末設置が効果的

展示ブースに設置した価格シミュレーション端末は、オリジナル制作の価格感を伝えるために役立ちました。メモを取って帰る方がも、シミュレーションのできる商品アイテム数を増やす必要性を感じました。