特許といえばあの早口言葉、とうきょうとっきょ%×$☆♭#▲!?
言うまでもありませんが、“東京特許許可局”そんな場所は昔も今も存在しなくて
テレビ局のアナウンサー採用試験のために作られた造語らしいです。
実際に特許に関する行政を行うのは“特許庁” です。
その“特許庁” で特許第7079990号を取得したのが『書き置きご朱印帳』!!
発売から3年経ちますが、かなり認知度も上がりオリジナルデザインでの
オーダーもかなり増えてきています。
商品ラベルも実用新案→特許出願中→特許第7079990号とその都度、再印刷。
特許第7079990号
見えないゴール
以前noteに開発秘話が書いてありましたが、元アイデアは企画のOさんで
紙キレをハサミでチョキチョキ、折っては広げ、切り込み入れて『こんなんどう?』
ホイって渡されて、そこからがちょっと大げさかもですがイバラの道。
まずはプロトタイプを作成し、中国に送って実際に生産可能かテストに始まり
改良、また送っては改良。
一番の問題点はフラップの十字折り部分。
紙が4枚重なるので折りじわがひどく製品にならない!
それに、紙を継いでいるのでジャバラ折りを繰り返していくとズレが生じて、見た目が悪い!!
改良A案、B案、C案、D案、E案、F案、G案....どこまでいくの?
感謝
解決策が見つからない中、みんなでアイデアを出し合って
何度も何度も試作して完成度を高め、奮闘してくれた中国のスタッフや
日本からの要望を的確に伝えてくれた通訳スタッフの
協力があって商品を完成させることができたので、本当に感謝です。
同時にパッケージ、POP、コミュニケーションツールに
使用イメージとして必要だった御城印や御朱印を
出張先で忙しい合間に集めてもらい、圧巻の数になっていましたので
並べてみました!
重要な役割
そんな『書き置きご朱印帳』は色んな工夫がしてあって
まず一番に気づくのがミシン目ですよね?
切り離すの?いいえ、これは折りやすくするのと、空気を逃すための重要な役割を果たしています。
他にも隠し包丁のような切り込みがあったりするので
実際に手に取って、『なるほど〜』って思っていただけたら嬉しいです。
バージョンアップ!?
得意先やネットのレビューでは、商品を使ってみて
満足していただいているようですが、もっと中の頁数を増やしてほしい
という要望もよくあります。
折り数が増えれば増えるほどシワになりやすく
不良になってしまいます。
そこで、枚数をたくさん収納したい要望に答えて
現在、見開きサイズ(倍判)の書き置きご朱印帳を企画中です。
というのも、倍サイズだけど普通サイズも
兼用で収納できる仕様なんですよ。
発表できるまでもうしばらくお待ちくださいね!