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谷口松雄堂YouTubeの折り紙動画から

2022年秋、竜王町の学童保育関係者の方から

「谷口松雄堂のYouTubeの折紙動画を拝見しています!折り紙などで何か一緒にできないでしょうか?」

とお問い合わせいただき、どういったことなのか、早速オンラインでMTGをすることになりました。

★学童保育とは
主に日中保護者が家庭にいない小学生の児童に対して、授業の終了後に適切な遊びや生活の場を与えて、児童の健全な育成を図る保育事業のことです。滋賀県 竜王町には、小学校2校に対して、放課後学童保育が5カ所あるそうです(これってすごいよね。)

オンラインで打ち合わせ

学童へ通う小学生の人数約200人、毎年、年末に作ったものを竜王町のスーパーに展示をしているとのこと。

できるだけ費用がかからないというのがまず前提。
学校帰りや冬休みの登園での限られた時間でできることを先生達が考え、材料を準備し、子ども達が楽しく作れるような工夫をしてきたお話をお聞きしました。聞けば聞くほど、何かできることがあれば協力したい!という気持ち増し増しです。
(完全に私情も…住むところは違いますが、自分の子どもも学童にお世話になり学校とは違う空間で、先生達や上級生下級生との関係でいろんな経験を積んでいました。親としては楽しく過ごしているのかドキドキしながら見届けていた側でしたので、その点でも協力したい!と言う思いが強くなったのは過言でもなく。)

さて、谷口松雄堂として、私の考えた内容を提案してみようかな…

谷口松雄堂にできること

こちらからいろんな提案をしました。

・正規品として使えない色のついた和紙を必要数提供できます。
・商品で使わなくなった資材(シールや)提供できます。   
・台座や屏風なんてどうですか?              
・カレンダー色紙という商品は、描いたり貼ったりできます。 

・手作りキットの部材や毛氈なんてものもあります。     

先生たちの頭の中で、作るものがあれやこれやと想像されていたはず。

2回目のMTGで、具体的に作ろうとしているもの、それに必要な紙とシールの提供、台座を購入したいとの話でまとまりました。

12月入ってから子どもたちが取り組み始めるとのこと。
一体どんな作品になるのか楽しみです。

お正月の展示と地元広報紙掲載 圧巻!

夢の船がずらりと並びました。大航海前のスエズ運河か!!

地元広報紙にも掲載されたそうです。掲載誌:Ryuoh 2023年2月号 P14

心つかまれた温かいお手紙

今回、和紙や使わなくなった資材は提供し、台座をご購入いただき、できるだけ費用のかからない形のご提案ができました。和紙を提供した代わりに、このような形で紹介させていただくことのお話をさせていただきました。

上記の写真のように素晴らしい作品が出来上がり、展示も終了、皆さんお疲れ様です。

年も2023年に変わって1月ほどたったある日、

沢山のお写真と、心温まるお手紙ボードの数々が届きました。

とても感激して、涙も出ちゃったり。

学童クラブの子どもたち、そして先生方、本当に本当にありがとうございます!

沢山のお写真と、心温まるお手紙ボード

モノづくりをする会社の関わり方

子どもたちの真剣な眼差し、個々の想いの乗った船を楽しそうに作る姿、

そうしようと考えた先生方の企画力、それを支えるために少しはお役に立てたのかなぁ


モノづくりの場において、忘れがちな大切なことを今回改めて気付かされました。

どんな商品を届けていくのか、心つかまれたーと思ってもらえるような商品開発を頑張りますが、

ケアワークの場でのワークショップ、幼保、学童 etc…

今回のような取り組みを、谷口松雄堂でできることがあればやりたいなぁ。

感謝。

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