和風で何かデザインを!となると、決まって地紋文様が浮かび登場することが多く、
”2020東京オリンピックのエンブレム”は市松文様、大大ブームとなった”鬼滅の刃”も市松文様、あと麻の葉文様が使われていましたよね。
そもそもこの文様には意味があって、その意味も縁起の良いものが多いので、大きさ、配置、色を変化させて多様に使用されています。
今回は、その地紋文様を活かして作られた谷口松雄堂のブランド誕生の話をします。
和風で何かデザインを!となると、決まって地紋文様が浮かび登場することが多く、
”2020東京オリンピックのエンブレム”は市松文様、大大ブームとなった”鬼滅の刃”も市松文様、あと麻の葉文様が使われていましたよね。
そもそもこの文様には意味があって、その意味も縁起の良いものが多いので、大きさ、配置、色を変化させて多様に使用されています。
今回は、その地紋文様を活かして作られた谷口松雄堂のブランド誕生の話をします。
新商品にメモを作りたいなと考案を始めた企画のmacky。
デザインどうしようと手に取ったのは地紋がたくさん載っている本、多分これでした。
↓↓↓
和風レトロ地紋CD-ROM
そこでmackyの目に飛び込んだ矢絣、ずっと見つめてふと思ふ…
「矢絣がうさぎの耳に見える。」
浮かんだら形にするのみ、
Mac使いのmackyサクサクとデザインを起こしました。
おっこれ面白いかも・・・
企画を通すには、1柄じゃだめ。
mackyは次に亀甲を見つめる。
だんだんと六角形が雪の結晶に見えてきて想像を膨らますとたどりついた先は、
(※ここは『言葉遊び歌』風に歌っていきましょう♪)
♪六角形は雪の結晶→♪雪の結晶は寒い→♪寒いは南極→♪南極はペンギン
亀甲と南極!?
さてさて次は伝統文様の王道、”七宝(しっぽう)”
・・・見えた!尻尾!鳥……いやリス!
七宝と尻尾!?
いくつかのデザインを企画会議に持ち込んだmacky。
会議メンバー満場一致で面白いと絶賛!
デザインの修正は必要だけど、これをシリーズ化にしようと決めました。
デザインのベースができれば、あとはどんな伝統文様を使おうか・・・
4、5柄あってもつまらない、作るならたくさん作ろう!
企画スタッフの案が、あれこれ出てきました。
青海波、市松は鉄板だとか、花の模様も必要だとか。
動物からだと、フラミンゴがなんとかならないか?パンダも可愛い!
あまり人が知らない文様があってもいいじゃないか?
組み合わせ方次第では問題ないのでは。忍者作りたい!
そして、次々に完成した12柄。
フラミンゴの足が稲妻になるとか、つぼつぼ(茶道具)が天体とか、
市松を壁に見立てて忍者登らせよう!とか・・・
この創造の時間は楽しいですよね。
モノ作りをしていく過程で一番楽しいかもしれません。
デザインに柄名とか色名をつけるのに、
例えば和風のアイテムを色だけで区別つけるとき、
ブルー、ピンク、グリーンより、
紺や藍、桃や桜、わかばや草 のほうが雰囲気良く感じませんか?
商品そのものも大事ですが、商品名や柄名はファーストインパクトの部分ではとても重要だと思うのです。
今回の文様シリーズは、響、語呂合わせ、ダジャレ、楽しい、そんな名前を!と考えていきました。
「つぼ壺★プラネット」の★は、読みません。なんかこんな感じの芸能人いますよねw
とういうことでデザイン完成。
さてここから重要な作業があります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
商標の確認!
著作権、特許、実用新案、商標、デザインをし商品にしようと考えたとき、この調査は必須です。
その話は続く・・・