初夏の避暑

ゴールデンウィークの余韻も抜け、初夏と呼ぶには暑すぎる日々ですが、みなさんは如何お過ごしですか？ 容赦なく照りつける日差しに辟易し、既に夏服に衣替えをした方も多いのでないしょうか。
そんな真夏日並みの気温ですが、京都にはアスファルトの敷き詰められた街の喧騒から離れ、涼める場所がたくさんあります。

京都駅のJR中央口周辺は、ヨドバシカメラや旅行者の宿泊するホテルが並び、現代的な建物が軒を連ねています。
しかし京都駅から7分ほど歩くと、古き良き京都の様相が伺える東本願寺が構えています。

東本願寺は浄土真宗の2つある本山の一つであり、西本願寺と比べ交通の便も優れているため、観光名所としても人気の場所です。
現在は大規模な修復工事が行われており、その大部分は白い壁に覆われていますが、世界最大面積の木造建築と謳われる御影堂は既に修復工事を終えており、その全貌を両眼で確認することが可能です。
御影堂には下足を脱いで入ることが出来るのですが、建物に利用されている木材が夜の冷気を溜めこみ、暑い時期には実に心地よい空間です。
近場に住んでいると、観光者向けの施設へ足が運ぶことは少ないでしょうが、一度足を運んでみるのも良いのではないでしょうか？

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