夏に咲く
冬の間に固まって、横にしても逆さにしても頑だったハチミツが
じんわり溶け出してきました。
どんだけ暑いねん!もうすでにうんざりしています。。
でも暑い暑いと家にこもっているのもつまらないので
ふらっと『法金剛院』に行ってきました。
春。自転車で気まぐれに走り回って花見のはしごをしていると、
思いがけず桜のきれいな一角を発見。
その時は「ここはなんだろう??」と横目に見つつ、後ろ髪を引かれながらも後にしました。
それから気になって場所を思い出しながら調べると、法金剛院というお寺であることが発覚。
花の寺と呼ばれ、特に蓮が有名とのこと。
そういえば写真以外に蓮を見たことがないな……
ということで、夏を待って行ってきた次第です。
法金剛院をご存知でしょうか?
今まで京都のガイドブックを開いても、ここを見かけた覚えがないので
あまりメジャーな観光スポットではないのかなと思っていましたが、
見物に来られている方が思いのほか多くいらっしゃいました。
拝観料を払って中に入ると、そこは極楽浄土を模すと謂われる庭。
一面に蓮蓮蓮蓮蓮蓮蓮……
蓮の背の高いことにびっくりしました。
身長150cmそこそこの私のちょうど顔辺りで、
ピンクや白の花がお椀のように咲いていました。
緑も濃く、長い茎の先に空を仰ぐように葉を広げていました。
お庭を堪能し、阿弥陀如来様やお地蔵様、閻魔様にお参りしてきました。
お地蔵様の袈裟に模様や色彩が判別できるくらいに残っていて印象的でした。
大変暑い日でしたが、なんとも爽やかな気持ちになりました。
さて。この季節にぴったりの『komon+和紙扇子』をご紹介します。
日常使いはもちろんですが、愛嬌のある小紋柄が浴衣に合うと思うのです。
和紙の扇子はしっかりと風を起こしますよ!
花火大会の暑さを凌ぐのに大活躍です!!
工藤